芝山細工の名工として名高き『政安』によって
大名家の特別注文品として謹作された今作とは

日本一の『御刀掛』と言っても過言では無い
『家宝の御刀』を掛けて頂くに相応しい
唯一無二の至高の大名道具と成っております。

ちなみに今作の為に誂えられた
塗りと蒔絵による『共箱』だけでも
相当なる価値を内包しております。

(時代)
江戸時代～後期

(寸法)
最大横幅(48.5cm)
最大縦幅(17.5cm)
最大高さ(33.2cm)
　重量　(1112g)

近頃では当店の文章や画像をそのままコピーした
悪質な『模造店』がヤフオク上でも散見されますが
当店との関係は一切御座いません。

　
帝室技藝員や明治工藝の作品を得意とする
当店の類い稀なる経験の中でも

此れ程までに珍しくも厳かなる『御刀掛』には
未だ嘗て一度たりとも出逢った事が御座いません。

　
そもそも芝山製の『御刀掛』自体が
海外や日本を含めての『新発見』
と言っても過言では御座いません。

　
全身を梨子地によって彩られた
高尚なる意匠を御覧に成れば

今作の類い稀なる生まれの違いは
極めて容易に御解り頂ける事かと想われます。

　
(状態)
百年以上の経年を迎えた『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな擦れ等は御座いますが
それ以外には特筆すべき傷みの無い
無疵完品レベルと成っております。

　
白蝶貝や夜光貝や軟砡や鼈甲や血珊瑚や純銀が多用された
この上無き至高の『御刀掛』と成っております。