全12枚、すべて全曲試聴済み。雑音皆無。レコード本体は新品同様に近い状態です。中でも、「アート・ペッパー・ウィズ・ソニー・クラーク・トリオ」と、「ビル・パーキンス/ジャスト・フレンド」の2枚はレコード本体はもちろんの事、コーティング・ジャケットの綺麗さは抜群です。
私は30年以上にわたりジャズLPレコードを蒐集して来ました。現在およそ3000枚近いレコードを所有しています。ヤフーオークションに出しているので、少しずつ減っています。コレクションが主目的である私にとって、余程の愛聴盤以外は1~2度聴いたらあとは、特注で作ったレコード棚に大切に保管しています。レコード本体を＜未使用に近い＞とした理由はそこにあります。レコード内袋はナガオカの静電防止用の専用内袋を使用しています。
オリジナル盤にこだわらない人、雑音の入らない良い音でジャズ音楽を楽しもうと思っている人には最高のオススメレコードではないかと思います。
ただ、30年以上経っていますので、ジャケットに若干の黄ばみがあるものもあります。中には奇蹟的に新品同様の綺麗さを保っているジャケットもあります。黄ばみと言っても、余程神経質な人でない限り問題ないレベルだと思います。

試聴の際にはナガオカのレコードスプレーを用い、乾式クリーナーで丁寧に拭き取り試聴しました。1枚ごとにオーディオテクニカの針クリーナーで針先の汚れを落し試聴しました。1日2~3枚を目安に4~5日かけて全曲試聴しています。そのため一週間置きに一品のみの出品となっています。

試聴には以下の機器を使用。
アナログプレーヤー ケンウッドKP-1100
カートリッジ オーディオテクニカAT-ML170
アンプ マランツPM90
スピーカー AR‐3a

試聴順に紹介します。
①リー・モーガン(tp)/ヒアズ・リーモーガン(ヴィージェイ)1960年録音 リー・モーガンの代表作の一枚。
②ウィントン・ケリー(p)/ケリー・グレイト(ヴィージェイ)1959年録音 ウィントン・ケリーの中でも１~2を争う代表作。
③バド・パウエル(p)/ジ・アメイジング・バド・パウエル第２集BLP1504(ブルーノート)1951年＆1953年録音 ブルーノートにおける代表作の一枚。
④ビル・エヴァンス(p)/ビル・エヴァンス・トリオ・ラウンド・ミッドナイト(ヴァーブ)1964年録音 有名なモントゥルー・ジャズ・フェスティバルのライブ録音と並び称されるライブ録音。
⑤チック・コリア(p)/ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス(ソリッドステート)1968年録音 チック・コリアの出世作にして代表作。
⑥アート・ファーマー(tp)/ポートレート・オブ・アート・ファーマー(コンテンポラリー)1958年録音 アート・ファーマーの代表作「モダン・アート」と並ぶ傑作。A面3曲目ピアノ・パートの所で2箇所プチップチッと小さなノイズが入ります。鑑賞には何ら問題ないですが、正直に書いておきます。あとは問題なしです。
⑦ジュニア・マンス(p)/ジュニア・マンス・トリオ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード(リバーサイド)1961年録音 ジュニア・マンスの傑作。
⑧チャーリー・パーカー(as)/バード・シンボルズ(ダイアル)1947年録音 スイングジャーナル選定【ゴールドディスク】
⑨アート・ペッパー・ウィズ・ソニー・クラーク・トリオ(スターライト)1953年録音 あとにも先にも、アート・ペッパーとソニー・クラークが共演したレコードはこれ以外ないです。その意味においても価値がありますが、本LPはレコード本体はもちろん、コーティングされたジャケットが新品のような綺麗さを保っています。ジャケット内に小さめのライナーノートが入っています。
⑩ジョー・ニューマン(tp)/グッディン・グルーヴィー(プレスティッジ)1961年録音 ジョー・ニューマンの名作。
⑪マイルス・デイビス(tp)/DIG〜フィチュアーリング・ソニー・ロリンズ(プレスティッジ) 1951年録音 プレスティッジ時代のマイルスの傑作の一枚。
⑫ビル・パーキンス(ts)/ジャスト・フレンド(パシフィック)1956年録音 ビル・パーキンスの代表作。アート・ペッパー(as)も参加しています。レコード本体は新品同様、加えてコーティング・ジャケットも極上です。

ライナーノートに経年変化による染みがあるものがあります。また、ライナーノートのないものもあります。ご了承下さい。
長文お読みいただき有難うございました。よろしくお願い致します。